UVレジン液・UVライトを使った
アクセサリーチャームの基本的な作り方
コラージュペーパーやお好みのパーツを閉じ込めるだけで、簡単にオリジナルアクセサリーが作れちゃう注目の素材「UVレジン液」。
中でもミール皿やフレームパーツなどのセッティング台を使って作るアクセサリーチャームは、UVレジン初心者さんにも挑戦していただきやすいおすすめアイテムです。
UVライト(紫外線照射器)を使えば、短い時間で固まるので、さらにお手軽にチャレンジしていただけます。
そんな「UVレジン液」の基本的な使い方をアクセサリーチャームの作り方とともにご紹介!
基本テクニックさえおさえれば、アレンジはあなた次第!
UVレジンワールドがどんどん広がりますよ☆
Lesson 1
UVレジン液とは
「UVレジン」とは「紫外線硬化樹脂」のこと。
すなわち、「UVレジン液」とは紫外線に反応し、硬化する液体です。
刺激臭もほとんどなく、金属・紙・布・プラスチック・タイルなど幅広い素材に使えます。
『レジン』には主剤と硬化剤を混ぜて固める2液タイプのものもありますが、UVレジン液は1液ですので、混ぜ合わせる必要がなく、簡単・手軽にアクセサリーを作ることができます。
固まる時間も2液タイプのレジンより短く、お天気の良い日に太陽光に当てれば、約30分~1時間ほどで固まります。(硬化する時間は、気象条件や紫外線の強さ、作品の大きさなどにより異なります。)
また、UVライト(UVレジンランプ・紫外線照射器)などを使えば、さらに短い時間で固めることができます。
Lesson 2
UVレジン手芸に必要な基本道具
UVレジン液を使ったアクセサリー作りに必要になる基本的な道具をご紹介します。
(A)つまようじは、UVレジンを流し込んだときにできる気泡をつぶすために使います。また、UVレジンに色をつける顔料や染料を混ぜるときにも使用できます。
(B)ピンセットは、小さなパーツやペーパーを配置するときに使います。
(C)フレームパーツなど底のないパーツにレジンを流し込むときに下にひくと、硬化させてもくっつかずきれいに取り外せます。
(D)UVライト(UVレジンランプ・紫外線照射器)を使えば、短時間でUVレジン液を固めることができます。
※今回は、9Wのものを使用します。
Lesson 3
ミール皿とコラージュペーパーを使った
UVレジンアクセサリーチャームの作り方
お好みのミール皿とコラージュペーパーを用意します。
※紙・布を使用する場合、UVレジン液が染み込み、元の色より濃くなることがあります。
ミール皿の上から紙を押し当て、フレーム(ペーパーを配置する部分)のフチをなぞり、型を取ります。
型をとったら、ハサミで切り取ります。
(少し大きめに切り取ると、あとでサイズ調整ができます)
ミール皿に型をとった紙を入れて、サイズを調整します。
コラージュペーパーに型をとった紙をあて、鉛筆などで周りをなぞります。
なぞった線に沿ってコラージュペーパーを切ります。
ミール皿にUVレジン液を少量流し込みます。
つまようじを使って、液が全体に行き渡るよう薄くのばします。
コラージュペーパーをレジンの上に置きます。
ピンセットを使って、ミール皿とコラージュペーパーの間の空気を抜くように押さえます。
空気をしっかり抜いておかないと、UVライトを当てたとき、気泡が浮き上がってきてしまうことがあります。
UVライトで、約5~8分照射します。
※UVライトによる照射時間は、液の量・作品の大きさやライトの機種により異なります。
UVライトから取り出すとき、フレームが少し熱くなっていますので注意してください。
固まったら、上からUVレジン液を全体に広がるよう、静かに流し込みます。
液を一気に入れると固まりづらいので、厚みを出したい場合は、数回に分けて硬化させます。
液を流し込む過程で、気泡が入ってしまう場合があります。
気泡ができてしまったら、つまようじの先でつぶして取り除きます。
UVライトで、約5~8分照射します。
好みの厚みになるまで、作り方12~14を繰り返します。
液が表面張力でふっくらとなるぐらいまで重ねるときれいに仕上がります。
ミール皿とコラージュペーパーを使ったUVレジンアクセサリーチャームの完成です!
Lesson 4
フレームとモチーフパーツ・顔料を使った
UVレジンアクセサリーチャームの作り方
お好みのフレームパーツとモチーフパーツ、色をつける顔料(今回はパール入り顔料を使用)を用意します。
シリコンマットの上にフレームパーツを置き、UVレジン液を全体に行き渡るように流し込みます。
シリコンマットには表・裏があるものがありますので、確認しましょう。
気泡ができてしまったら、つまようじの先でつぶして取り除きます。
シリコンマットに乗せたままUVライトで、約5~8分照射します。
※UVライトによる照射時間は、液の量・作品の大きさやライトの機種により異なります。
シリコンマットを持ちあげる際、マットとフレームの間に隙間ができると液が漏れてしまいますので、注意しましょう。
固まったら、お好みのパーツを配置します。
厚みのあるフレームパーツを使い、モチーフパーツを入れる場所(高さ)を変えることで奥行き感のある作品が作れます。
配置したパーツの上から、UVレジン液を全体に広がるよう、静かに流し込みます。
気泡ができてしまったら、つまようじの先でつぶして取り除きます。
UVライトで、約5~8分照射します。
着色用のレジン液を作ります。
紙の上にレジン液を少量出します。
ミニスプーンで少量の顔料を液に加え、つまようじで混ぜます。
※顔料は少しずつ入れて好みの色の濃さに調整します。
硬化したレジンの上から、つまようじを使って、色のついたレジン液を置くように乗せます。
※この作品では、全体ではなく、部分的に色をつけています。
UVライトで、約5~8分照射します。
固まったら、上からお好みのパーツを配置します。
配置したパーツの上から、UVレジン液を全体に広がるよう、静かに流し込みます。
フレーム枠と水平になるまでUVレジン液を流し込みますが、一気に入れると固まりづらいので、数回に分けて硬化させます。
液を流し込む過程で、気泡ができてしまったら、つまようじの先でつぶして取り除きます。
UVライトで、約5~8分照射します。
フレーム枠とUVレジンの表面が水平になるまで、作り方13~15を繰り返します。
フレーム枠いっぱいまでUVレジンを入れ、硬化させたら、最後に表面に乗せたいモチーフパーツをつけます。
乗せるパーツの裏側にUVレジン液をつけます。
フレーム枠から少しはみ出すようにモチーフパーツを配置します。
パーツを乗せた側を上にして、UVライトで、約5~8分照射します。
裏返して、再度UVライトで、約5~8分照射します。
パーツの裏側につけたUVレジン液は、上から照射しただけではライトが当たりづらく、硬化が不十分な場合がありますので、裏からも当てましょう。
モチーフパーツと色を重ねて立体感を出したUVレジンアクセサリーチャームの完成です!
Products
UVレジン関連定番商品
スーパーレジン
UVクリスタルランプ UVL9W
本体 2800円 税込 3080円
プレミアムUVレジン液
25g入り
本体 1500円 税込 1650円
60g入り
本体 2900円 税込 3190円
水溶性UVレジン液 アクアドロップレジン
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本体 1500円 税込 1650円
UVクラフトレジン液
5g入り
本体 580円 税込 638円
25g入り
本体 1500円 税込 1650円
シリコンマット
大:210×295×厚み0.5mm
小:148×210×厚み25mm
本体 各600円 税込 各660円
基本の作り方さえわかれば、フレームやパーツ、UVレジン液の盛り加減を変えるだけで、雰囲気の異なる作品も作れちゃいます!
組み合わせ次第で、無限に広がるUVレジンのおもしろさにハマる方が急増中なのも納得です☆
短時間でクリアで美しい輝きのあるオリジナルアクセサリーが作れちゃう「UVレジン」にあなたもハマってみませんか!?